経続けられるかどうか

早稲田で大学生してます。思ったことを書こうと思って。

朝井リョウ情熱大陸を見た。

桐島と武道館は読んだことある。

早稲田出身かどうか分からんけど、勝手な親近感。

エゴサーチもするし、順位もすごい気になるらしい。

作家って割と無欲なイメージがあったから、ちょっとびっくり。

山とかに篭って孤高を目指してそうなイメージね笑

 

彼はアイドルが好きらしい。

厳密には、アイドルが一つのグループの中で競争してるのを見るのが好きらしい。

あとオーディションも好きらしい。

ミスユニバースとかも好きらしい。

男子が絡むのは好きじゃないらしい。

 

ものすごく共感する。いいよね。あのギスギスした感じ。欲深い感じ。

みんな一位になりたいし、センターになりたいし、勝者になりたい。

朝井リョウによると男子は、

競争の中でなぜか仲良くなったり、キレイな汗をかいたりするのが嫌らしい笑

だから女子。ものすごいわかる。

男子の悪口は面白くないけど、女子の悪口は面白い。

みんな勝ちたいから、他人の成功を素直には喜べない。

懸けてる人ほど、他人の成功を嫌う。

順位とか、序列とか、ランキングとか、勝ち負けとか。

生々しいのが好き笑

本物感があるから。みんな本気じゃん。生きてるって感じするし。

 

すごいディベートのことを考える。こういう話題は笑

実は、すごい同期が好き。

ギスギスしたところとか、そんなに仲良くないところとか、

高田もゆたいもたまねも鳥羽も奥永もソルもイハオも、

みんな自分が誰よりもディベート上手いって思ってるところとか。

もーりーはどうかな、思ってなさそう笑

でも多分みんな優勝したいし、Speaker Prizeが欲しい。

それが表にガッツリ出とって、なんかピリピリしてる。

同期には活躍して欲しくないし、同期の表彰とかくそどうでもいい。

優勝とかPrize取られたりすると、本当に死んでほしくなる。

たまに同期が活躍して嬉しいとか言ってる人見るけど、

他人の成功を喜べるやつとかナメ腐っとるよね、じじいかよ。

 

一個上はどうかな。かずま先輩は欲深いしそう思ってそう。

しもんさんとかも欲ありそう。UTの先輩とかもありそう。

一個下はない笑 聞く限り、絶対ない笑

意味不明なレベルで仲が良い。まあそれはいいことかもしれんけど。

兼サーしとるやつはとりあえず全員辞めて欲しいよね。笑

 

ディベート以外に楽しいことは死ぬほどあるけど、

ディベート本気じゃないやつって嫌いだわ。

自分が本気だから。

 

色んなコミュニティのそーゆーところまとめた本とか映画あったらいいのに。

野球部とかサッカー部のユニフォームもらえるかもらえないかとか、

演劇の主役を獲れるか獲れないかとか、

陸上部のリレーとかのメンバーに入れるか入れないかとか。

 

朝井リョウの本読みたい。

でもアメリカではすぐには手に入りません。

てか課題のリーディング読まなきゃいけないので

他の本に時間を割いてるひまありません。

帰国したら何者読みたい。

就活始まるなあ。

ゴドーを待ちながら

文学に精通しとる訳じゃないけど、ベケット読んだ。

ゴドーを待ちながら

國分功一郎の「暇と退屈の倫理学」(バイブル)にちらっと出てきとって興味が湧いた。

 

二人組の男が何もない田舎の一本道で暇をつぶしてるだけの物語。

ゴドーを待ちながら、気晴らしに何かしてる物語。

何もしてない物語。

 

行間に「沈黙」って言葉が何十回もでてきて、

ふたりとも相当退屈してる感が出とった。

で色々くそどうでもいいこと喋んの。退屈に耐えきれなくて。

途中でご主人様と召使コンビが通りかかって、ふたりの退屈を紛らわす。

ふたりぐみの男達も「時間が早く過ぎてくれた」みたいなことを口走ったり。

色々するけど、本当に何も中身ない。

 

「暇と退屈の倫理学」読んどったけえ、テーマはすぐにわかる。

人間は基本的に退屈してるからすべての行動は気晴らしでしかない、みたいな。

 

ふたりともゴドーっていう謎の男を待ちよんじゃけど、

まあゴドーはただのマクガフィン

ゴドーに関する記述はほぼないし、

待ってるふたりもゴドーが誰か知らんっぽいし。

誰かの考察で「不在は無ではなく、存在の一形式だ」

みたいなの見かけて、ふむふむなるほどねと。

好きな子にLINEするのわざと控える的なね。

とにかくふたりともめっちゃゴドー待っとる。

ゴドー待つことが至上命題みたいになっとった。

 

「待ちながら=生きながら」ってあとがきに書いてあったけど

まあそうでしょう。

退屈がまとわりつく人生をどう生きるか、がテーマ?

何もすることないと、何かと不安になるふわふわした感覚。

テスト後にみんながツイートする「暇すぎわろた」

大学入学したあと腐っていく燃え尽き症候群

いろんな分野の「ヲタク」の超楽しそうな感じ

「自分探し」する大学生

公園に群がってゲートボールするじいさんばあさん

みんな退屈と闘ってます。がんばれ。

うまく退屈と付き合っていきたい。

楽しくゴドーを待ちたい。

 

あとがきで一番印象に残った言葉は

「世界は劇場、人生は芝居、人は役者」

人生は芝居だって笑

怖いこというよね。

 

怒髪天って好きなバンドの「ロクでナシ」っていう曲があるんじゃけど

その中の歌詞に「人生劇場 主役はオレだ」ってのがあって思い出した。

怒髪天はマジで哲学してると思う。